2007.12.05 Wed
【東野圭吾・夜明けの街で】

これは心のミステリだね。
「私、謝ることができないんです」
そんな女がいるか?
そんな女に惚れるか?
まさにミステリ・・
そんな秋葉(アキバかと思った)が契約社員として
入ってきて、もうすぐ40に届こうとしている
「男ではなくなったオヤジ」の一人、渡部に変化が起きていく。
とても気の利く奥さんと可愛い幼稚園の女の子。
こんな家庭があっても
心に隙間はあるもんで。
「男」でなくなってる時点で、ヤバイよね。
深みにはまっていく秋葉との恋。
お決まりの「クリスマスイブ」「バレンタイン」「ホワイトデー」
友人を巻き込んでの妻へのウソ。
この渡部が秋葉に嵌っていく過程には
秋葉の本当のことを言わない15年間の真実が。
そこがものすごいミステリ。
さすが東野圭吾。
だから、この二人は不倫関係から始まる。
秋葉の実家で起きた事件の真相。
時効まであと数ヶ月。
秋葉は、何を隠しているのだ!!!
もうね、本が離せなくなる。
最後の4分の1くらいからは特に。
先が読みたくて読みたくて。
あんまり、この小説って新刊で出たときに東野ファンから
評価が高くなかったんだよね。
「不倫不倫不倫」って。
ぜんぜん、着眼点はソコじゃない。
心だよ。
良かった、ハードカバーだけど思い切って買って。
東野圭吾さんへ
ちゃんと今回も古本屋じゃなくて、新刊を本屋さんで
買いました。
| 読書レビュー | 20:34 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑
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この本や、マドンナを読んでるチャメさんは、
きっと40代男の心の機微が解るんでしょうね^^
以前の「王妃の館」もそうですが、
選ぶ本の基準がワタシと似てるw
| sasuke | 2007/12/18 12:36 | URL | ≫ EDIT